【フロアごとに多彩】リハビリを兼ねたアートづくり
当施設では、四季の移ろいを感じていただけるよう、職員がさまざまな工夫を凝らしています。
壁面の装飾やディスプレイづくりも、そのひとつ。


折り紙や画用紙を使って花や風景を作ったり、季節の行事に合わせた飾りを考えたりと、アイデアを出しながら準備を進めています。
こうした取り組みには、入所者様に「少しでも季節を感じてほしい」という思いがあります。
施設での生活は安心・快適である一方、外の空気や景色に触れる機会が限られることがあり、だからこそ館内のあちこちに季節の彩りを取り入れることで、春夏秋冬の変化を感じていただけたらと考えています。
また、飾りづくりを入所者様と一緒におこなうこともあります。
ハサミを使ったり折り紙を折ったり色を塗ったりする作業は、指先を動かす良い機会となり、ちょっとしたリハビリにもつながります。
中には、職員よりもあっさりと針の穴に糸を通してしまう方もおられ、驚かされます。
職員と入所者様が一緒に作業することで会話も弾み、自然と笑顔がこぼれます。
そんな中、当施設には『隠れた才能』を持つ職員がいます。
とにかく絵が上手で、ある日ホワイトボードいっぱいにすてきなアートを描いてくれました。
今回ご紹介するのがまさにそれです。

ご紹介の機会としては「迎春」などと書いてあって季節外れなのですが、その完成度は思わず足を止めてしまうほど。
絵心がある人によくあるように、彼もまた、下書きをするでもなくフリーハンドで描いています。
今まで何度も描いた作品を公開する機会がないままもったいなかったのですが、今回許可を得ることができたので晴れてこの場でご紹介します。
ホワイトボードという限られたスペースに広がる馬の躍動感。いつもながら唸ってしまいます。
入所者様も毎日訪れるリハビリ室です。ご覧になった方が喜んでくださればいいな、と願うばかりです。
施設での毎日は、こうした小さな工夫と心づかいの積み重ねで彩られています。
入所者様に季節のぬくもりや楽しさを感じていただけるよう、職員一同取り組んでまいります。



