ボランティア・社会貢献

持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています

SDGsの取り組みについて

わたしたち介護老人保健施設はるかは、持続可能な開発目標(SDGs)について以下のような取り組みをしています。

目標3 すべての人に健康と福祉を

3.すべての人に健康と福祉を

高齢者・子どもが安心して暮らせる地域を

介護老人保健施設はるかは、2023年2月より岡山市の「高齢者・子どもの見守りネットワーク事業」に協力事業者として登録しました。

この事業は、地域の高齢者と接することが多いデイケア職員を中心に取り組みます。

送迎業務中に高齢者や子どもの異変に早期に気づき、地域包括センター・地域こども相談センターなどに適切に連携できるようにします。

【資料】数台の送迎車両で、1日に約20回の送迎業務をおこなう。1日の平均走行距離は350kmにのぼる。

高齢者・子どもの見守りネットワーク事業

https://www.city.okayama.jp/kurashi/0000015068.html

岡山市ホームページ

福祉教育の推進(職場体験、実習の受け入れなど)

今年度は研修・実習委員会の職員を中心に、各学校より施設実習の学生さん・職場体験学習の生徒さんの受入を実施しています。

コロナ感染症の状況を鑑み感染対策を慎重に行いながら、介護福祉士・看護師・理学療法士・社会福祉主事など多職種の実習を実施、少しずつ回を重ねています。

実際に現場で働く職員による施設実習の経験が、次世代の福祉を担う学生皆様にとって実践的学習の一助になること。

職場体験の生徒さんには、職員や利用者とふれ合うことで職業選択のきっかけや「福祉」「健康」の大切さを改めて感じていただければと願っています。

看護施設実習

実習実績の一例

  • 玉野総合医療専門学校 学生 理学療法学科 地域理学療法実習
  • 岡山県立岡山瀬戸高校支援学校 3年生産業現場等実習
  • 旭東中学校 職場体験学習
  • 旭川荘厚生専門学校 介護福祉学科 介護実習
  • 岡山医療福祉専門学校 看護学科 基礎看護学実習Ⅰ
  • 旭川荘厚生専門学校 介護福祉学科(主事コース)社会福祉現場実習
  • 岡山医療福祉専門学校 看護学科 老年看護実習Ⅱ
  • 岡山瀬戸高校支援学校 3年生産業現場実習
  • 西大寺中学校 職場体験学習(実施予定)
  • 朝日医療大学校 看護学科(実施予定)

【資料】令和4年度 実習延べ日数160日、延べ人数は21名でした。

目標4 質の高い教育をみんなに

目標4 質の高い教育をみんなに

教育支援(子供の教育費として扶養手当の増額)

近年の物価高騰や異常気象により生活費が増加傾向にあります。

子育て中の職員が安心して子供に教育を受けさせることができるよう、以下のとおり扶養手当を定めています。


扶養手当 (一人につきひと月)
小学生 10,000円
中学生 15,000円
高校生 20,000円

職員の家族を支え、働きがいのある職場にします。

職員の研修参加を応援・促進

「資格取得・研修参加応援制度」で受講費用などを施設が負担することで、職員には資格取得・研修などへの積極参加を促し、一人ひとりのスキルアップ・施設全体の介護サービス向上を図っています。

【資料】当施設の介護職員77%は「介護福祉士」の資格を所有。職員の外部研修等参加実績は増加傾向にあり、9月の時点で昨年比約40%増でした。

目標5 ジェンダー平等を実現しよう

目標5 ジェンダー平等を実現しよう

くるみん認定を目指します

はるかで働く職員は20代から70代まで様々な年齢の職員で構成されています。


特に30代から40代の職員は子育てをしながら働く人が多く、公私ともに忙しい毎日を送っています。こうした現状を背景に、2022年2月から「おかやま子育て応援宣言企業」として職場ぐるみで子育てを積極的に応援しています。

職員みんなが安心して仕事と家庭(子育てや介護等)を両立できるよう、男女を問わず積極的に育児休業等を利用してもらったり、残業による負担を減らす環境づくり、有給休暇の推進などに取り組みます。

また、管理職及び役職者は男性7名、女性12名(63%)。性別に関係なく誰もが活躍できる職場です。

子育て中の職員に限らず1人1人の職員をみんなで支え応援し笑顔で働ける職場をつくるため、はるかでは子育てサポート企業として「くるみん認定」を予定し企業の成長を目指します。

令和4年6月に初めて男性職員が育児休業を取得しました。令和5年度は2名の職員が産後パパ育休を予定しています。

現在、時短勤務で子育てとの両立をがんばっている職員もいます。

6・7月には役職員を対象とした人権研修をおこない、岡山市人権推進課の方に講師をしていただきました。

性別による差別をなくすことなど、改めて人権について理解を深めました。


目標12 つくる責任つかう責任
目標13 気候変動に具体的な対策を

目標12、目標13

日々、介護記録や報告書などで大量の書類・帳票をつくります。

利用しているコピー用紙は全て、PEFC認証を受け「植えて、育てて、収穫する」1box for 2 trees projectを行っている業者さんから仕入れたもの。
購入代金の一部が、消費された原材料以上である2本の産業植林につながり、持続可能な原材料となるプロジェクトです。

その一方でまだ手探りですが、タブレット導入などでICTを活用し順次ペーパーレス化を進めています。

カーボンニュートラルで重要な温室効果ガスについても、商品の配送で排出されるCO2を20%削減したことになります。

購入実績A4コピー用紙(500枚入り)枚数
2021年340個170,000枚
2022年270個 (前年比約20%減)135,000枚
1年間のペーパー削減実績

また、紙おむつをはじめとする物品仕入で、大量に段ボールが集まります。
使用後の段ボールはリユースしたり、または地域の古紙回収業者さんに持参しリサイクルをしてもらっています。

【資料】段ボールの年間リサイクル量は約600kg

段ボールリサイクルへ